オマケ

オマケ
ここまでお付き合いくださった方、どうもありがとうございます。

そして毎度、オマケ画像です。

オマケ1
この汚いネームは表紙から3ページまで。B5用紙に4ページずつ描いてます。表紙にごちゃごちゃ書いてあるのは友人に青藍の説明をしたあとです。
「花抄」という題名は「抄話 一葉」とか「一葉抄」などなど色々悩んだ末に出来たものです。
さらにこの辺で出ていた一葉と一緒にいる人たちは彼のお守り役だったりします。お守り役といっても一葉は守られなければならないほど弱いわけではありませんし。が、まあ、身分が高いから一人で歩かせるわけにはいかないって事で。

オマケ2
店長というものを始めてから少し経ったくらいの一葉。青藍を出てすぐに古書店を開いたわけではありません。最初は当主からくる書類の整理の仕事をこなすだけだったのです(今もこの仕事が続いてるわけですが)。仕事内容は、書類が青藍に代々受け継がれてる古い報告書やら秘伝の書やらで、これを現代文に訳してディジタルデータ化して保存すること。その仕事に慣れて、花鳥と風月と三人で暮らすことにも慣れてきて、やっと古書店を開くに至りました。古書店は買い取り専門なので完全に店長の道楽です。でも買取専門って書いてあるだけで、売ってくれと頼めば店長は売ってくれます。

+オマケ話+
美少年だった一葉が何をどう間違えて、半纏愛用の野暮ったい店長になったのかという話。もともと彼は寒がりで、花鳥が半纏を作ってあげた結果、脱がなくなっちゃったと言うだけです。ぼさぼさの髪の毛に関しては、青藍は戦うことが仕事なわけで、一族の人は邪魔にならないように基本的にショートカットヘアなのです。それで青藍を出た、もう戦わなくていい、そのシンボルとして伸ばし始めました。だから店長は滅多なことでは髪を切りません。
メガネは伊達メガネ。これも理由の一つは上に同じで、戦うのに邪魔になるものをわざとつけてるってのです。メガネについてはまだ理由はありますが、それはまだ秘密です。

ではでは、ここまでお付き合いくださった方には感謝を。ありがとうございました!